虫歯の治療は、これまで虫歯を削った部分に金属を詰めることがほとんどでした。 金属には耐久性があり、過酷な口腔内の環境に適していますが、目立ってしまうことが欠点でした。 しかし現在では、従来の保険内治療では不可能であった、審美性に優れ耐久性に優れた材料を使用した治療を受けることができます。 |
オールセラミック |
金属をまったく使用しないでセラミックだけでできたもので、見た目も一番自然の歯に近く、歯先に透明感があり、変色もしないため、自然な色合いと形を再現できます。また、セラミックのみの使用なので歯と歯茎の間が黒ずむこともありません。 セラミッククラウン \110000 セラミックインレー \55000 ジルコニアクラウン \55000 |
メタルボンド |
金属の上にセラミックを焼き付けたもので強度に優れているためブリッジにも使用できます。磨り減らず変色もない上、歯の多様な色を作り出すこともできるため審美性にも優れています。 |
CAD/CAM冠(保険適応) |
保険適応の白い被せ物です。2014年から保険に入り徐々に適応範囲を拡大しています。現在は前歯、小臼歯、第一大臼歯に条件付きで保険適応となっています。メリットとしては以前は銀歯でしか保険ではできなかった治療が白い歯を使うことができるようになり治療跡を目立たなくすることができます。デメリットはすり減りやすいことと経年劣化により色がくすんでくること。食いしばりなどが強くある場合や噛み合わせが適切でない場合は適応でない場合があります。 |
金銀パラジウム合金(保険内) |
主に保険の補綴物のことです。数年経つと黒ずみや、劣化を伴います。また、金属アレルギーの方は使用できない場合があります。 |
ゴールド |
金合金を使用することによって金銀パラジウム合金より、金属アレルギーが起こりにくく、腐食がなく、また強度も天然歯に近いため長い間安心して使用することができます。また、金属特有の展性・延性をもつため、噛み合う歯とも馴染みやすく傷めたりすることがありません。 |